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2010.12.01

『3月のライオン』5巻 羽海野チカ

『ハチミツとクローバー』があまりにも切なくて美しい青春(プラス笑いもある)物語だったので、『3月のライオン』は単行本が出ると買っています。

繊細な心と将棋のセンスを持ち合わせた少年と、一人で生活している少年を温かく受け入れてくれるご近所の三姉妹。

プロ棋士の厳しい世界と、下町の一家の暮らしが対照的だったのですが、5巻にして、三姉妹の次女に襲い掛かるイジメ……。

少年は自分自身が学校に友人を持てずにいるにもかかわらず、その少女を救おうと必死になります。

イジメは「ダメ、ぜったい!」だけど、この事件が起こらなかったらきっと、少年は少女を守ろうとは思わなかったはずです。その少女の叫びが、少年時代の過去の彼を救ってくれたという思いから、少年は彼女のことを「恩人」だというのです。

少女の姉はおいしいご飯を用意してくれていたし、祖父は泣きながら「お前を誇りに思う」と言ってくれます。

温かい夕食のシーンに「きっと少女は乗り切れるはず」と読者はほっとするのです。まるで自分が救われたみたいに。

物語なのだから、主人公にはこれでもか、これでもか、というくらいの障害物が立ちはだかるのは当たり前。それを乗り越えていく過程こそ、読者にとって心の栄養になるものなのでしょう。

この物語、おススメです。まるで自分のために作られた温かい食事のように、心にじわじわ染みてきて元気にしてくれます。

『3月のライオン』


そして羽海野チカ先生は、私にツイッターのおもしろさを教えてくださった方happy01

この5巻が発売される直前の、ツイッターでの「祭り」は、本当にすごい炎上でした。ファンのフォロワーさんたちが360度縦横無尽のボケをかまし、チカ先生がツッコミで迎撃する、まさにオンライン大喜利状態!

事件にならなくてよかったです……。coldsweats01

.お気に入り..羽海野チカ先生(@CHICAUMINO)の下 いよいよディガンズが本気を出し始めた - #digans まとめ

↑重いので携帯の方にはお勧めできません。

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