名画につつまれる贅沢 珠玉のヨーロッパ絵画展 −バロックから近代へ−
G.W初日は、滋賀県立近代美術館に行きました!

新緑が萌え出る初夏になりにけるかも~。

今回は、バロック時代から印象派直前くらい? 宗教画から風俗画、肖像画、風景画などの時代時代の長坂コレクションの展示です。これが全部個人の収集?すごすぎる…![]()


一番古い作品は1600年ごろです。日本なら、関ケ原の合戦の時代。
その頃の宗教画を見ているんだ、と思うと不思議な感覚に包まれます。そんなに古い絵画が、こんなに美しく保存され私たちがこんなに近く見られるなんて!
展示の最後のほうの作品を見ていたら、なぜかその額縁が目に入ってきました。
絵画に合わせて、そのテイストを選ばれています。金色がまぶしい浮彫、渋い金色のもの、とてもシンプルなもの、重厚な家具テイストのものなど、さまざまです。今回、意識して額縁を見てみると、なんてバラエティに富んでいるのでしょうか。
この展示で最も古い絵画はたぶん最初に設置されている、1番の「羊飼いの礼拝」。
額縁の飾りも、判で押したような飾りが四か所に押してあり、浮彫もありません。とっても質素。
ほかに10番の「無原罪の祈り」は、漆を思わせるしっとりした黒い地に金色の立体的な飾り。こ、これって、仏壇と同じ構成です。
そうか、絵画はインテリアだったんですね。絵というだけでなく、室内を飾るアイテムのひとつでもあったんでしょう。裕福な家に飾られるのと白い美術館の壁に飾られるのとでは全く違う印象になることでしょう。
中には、絵画そのものは暗く描かれ、地味な印象なのに額縁はかなり大きく、立体的に作られているものもありました。
33番の「恋人を待つ」という作品に描かれているのは、ドレスや帽子で着飾った上流階級と思われる若い女性。でも、その絵を縁取る額縁は、金色と黒(色は覚えてない)のツートンカラーで、とってもシンプルかつ日本趣味のように感じられました。
その作品が完成したときに設えられ、ずっと絵といっしょに飾られてきた額縁もあるかもしれませんし、途中で所有者が変わり額縁も替えられた作品もきっとあるでしょうね。

大作がずらりと並んでいる有様は海外の美術館の展示を連想させられました。
滋賀県立近代美術館
2011年04月16日~2011年06月12日
名画につつまれる贅沢 珠玉のヨーロッパ絵画展 −バロックから近代へ−
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