よく晴れた土曜日。おひるごはんを食べてから、信楽へ向けて出発。125CCのスクーターです。
瀬田の丘陵を越え、上田上を通過して川沿いを一路信楽へ。峡谷という感じのところを通る、狭いワインディングロード。この大戸川(だいどがわ)は、ずーっとダム建設の準備がされていたところで、大鳥居の集落の皆さんは集団移住をされています。だから谷沿いには家が異常に少ないのです。現在、ダム建設は中止されています。
道路脇の木々が覆いかぶさるように茂り、いつも日陰。この谷を通過するときには、冷気に震える気がします……。
狭いところを抜けると、第二名神が山の上のほうに見えてきます。高速道路を下から見上げると、人間の工事のスケールのあまりの大きさにおののきます。
牧の交差点に来ると、もうすっかり信楽陶器の町。「ほっとする信楽」という看板が出迎えてくれます。この看板のデザインも、Tさんの作品かな?と思いながら、信楽高原鉄道の信楽駅方面へ向かいます。
道路に面して「ろくろ体験」の看板や大きな信楽焼きのたぬきが並ぶメインストリート。橋の欄干にも壺、ミニ公園には信楽焼きのモニュメント。
信楽伝統産業会館前の信号を、神社の向かって左手に曲がり、商店街を少し行くと、目的地のTさんのデザイン事務所です。初めて来ました。
広い事務所には、フリーペーパーやチラシコーナーがあり、焼き物も飾られてて、ちょっとしたギャラリーみたいです。
そこで、パソコンの調子をみてもらいました。持参したお菓子を食べながら出してもらったお茶を飲み、パソコンがうまく動くかどうかチェック。
ダンナさままで引っ張り出し、無事に動くようになりました。ありがとうございます!!
そこから、野洲の森カフェにパソコンを持って行くことにして、出発です。道を教えてもらって。
信楽を縦断する国道307号線を水口へ向けて走り抜けます。黄砂のせいか、なんとなくスッキリしてない気がしますが、それでも河原や山の緑は鮮やかに輝いています。きれい!
広葉樹はもりもりと盛り上がり、淡い紫の葛の花、桐の花が真っ盛りです。
あの鉄道事故の記念碑のあるスポットも、国道沿いにあります。心の中で手を合わせて……。
水口の「庚申口」で左折。この交差点には、石塔が立っていててっぺんに見ざる聞かざる言わざるの三匹の猿の像が載っています。
それからまた、左折して山の中のトンネルをくぐり三雲方面へ向かいます。国道1号線に出たら、野洲川を渡って下流に向かって右岸の道を川に沿って。このルート、10年以上前に夜中に走ったことありますが、その時にはなかったなあ。古い道は山際だったはず。1号線のバイパスになっているのかしら。すごく流がよいのでした。
そんなことを考えながら、そびえている三上山の方面へどんどん走ると見覚えのある交差点。右折すると近江冨士花緑公園まで続きます。
ここの北桜という地名、好き。

無事、森カフェにたどりついたら、びぃめ~るスタッフが「おつ~♪」。
運転中、風にさらされて疲れていたので、すぐにベリー&チェリータルトを注文しました。フレッシュなフルーツの酸味がクリームとコンビになっていて、おいしいわ~。

そこで、少しびぃめ~る紙面の記事の流し込みの作業の手順を教えてもらってから帰りました。
今度は国道8号線→1号線で。
今日はよいお天気だし暑いくらいで、バイクや自転車でツーリングする人とたくさんすれ違いました。風を切るのが気持ちいい季節ですね。
一日でどれくらいの距離を走ったのかな。調べてみると、総距離68km程度。ちょっと疲れました。今夜は作業をがんばらなきゃ。
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