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2011.06.03

京都薪能が終わって

薪能終わり
全てが終わった静かな能舞台。
薪能終わり
薪の炎を水で消す直前に写真を撮ることができました。
薪能終わり
今年、師匠のご出演は最初の能でした。半能「養老」水波之伝。おめでたい舞台。

次は「自然居士(じねんこじ)」。人気の説法師・自然居士のもとを訪れた女の子。両親の供養にと小袖を供する。ところがその小袖のために自分を身売りしていたから、人買いが説法の途中に引き立てて行ってしまう。それを追いかけ、大津から出航した船を追いかける居士。そこで舞を舞えとか鞨鼓を叩けなどという注文をされ、それに従ううちに、みごと、女の子を救出する、というもの。ドラマだった。「守り人」シリーズのバルサを連想してしまう私。

次は半能の「井筒」。在原業平を待ち続ける女性の舞。どんだけ女性を泣かせたねん>業平朝臣。闇に浮かび上がるシテ方、お面と装束のとりわけ美しいこと!

狂言「金津(かなづ)」は、田舎から出てきて京都の仏師にお地蔵さんをお願いしたら、仏師じゃなくて、ペテン師。自分の子どもをお地蔵さんと偽って渡す。ところが「ものをしゃべるな」「食べるな」と言いくるめていた子どもが、即座に「まんじゅうが食べたい」「お酒が飲みたい」としゃべりだす。金津の里の人々は、居眠りをするお地蔵さんをはやして踊らせる。お地蔵さんは子役。セリフがかわいくって、ほのぼの。シテの田舎者を演じておられたのは、「ちりとてちん」にも出演されていた茂山宗彦さんでした。終了後はふつうのジーンズ姿で門の近くに立っておられたのを目撃しました。(ミーハー)

最後の半能「石橋(しゃっきょう)」「和合連獅子」は、白と赤の獅子二頭が繰り広げる豪華絢爛な舞。人間とは違う、獅子らしい所作、豪快なのに、ちょっとネコ科のところもあり、喜んだのでした。

↓これは舞台を片付けておられるところ。まるで花札のように獅子には牡丹がつきものだそうで、赤白2株の牡丹が舞台にしつらえられていたのです。
薪能終わり


今年も薪能を見られて、しかも、最前列。ヨウダ姉さんのおかげです。ありがとうございました!

それから地下鉄東山駅へ向かう白川に掛かる橋で、また蛍を見ることができました。

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