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2011.09.04

『ジョーカーゲーム』

三回目。

この作品のどこが面白くてこんなに読み直しているのか?

やはり、特殊な能力を持ち、更に鍛えられたスパイたちが、ミッションをやりとげるところ。私からすればスーパーマンみたいで、ワクワクします。

でも、できて当たり前、誉められもしないし栄達もない。できなかったら責任を問われる。そんな任務に、何故自ら飛び込む?

ここでタイトルになっているジョーカーゲームが意味を持ちます。

彼らにとって、スパイ任務はゲーム、スリルはあるが、成功して当たり前のゲームでしかない、というのです。

著者は、家族の愛も世俗的な名誉も、彼らには意味がなく、いかにゲームを上手にやりとげるか、自分のプライドだけがモチベーションだとしています。

時代は全体主義、天皇は神、不敬は罪で自殺する人も出るくらい。そんな価値観とは全く別に生きる彼らは、今を生きる私にとって魅力的なのです。

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