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2014.07.05

琵琶の音色と語りの世界

琵琶の音色と語りの世界
大津に来たのは、百町館で「琵琶の音色と語りの世界」のためでした。

守山市の夕鶴の大将のお母様が琵琶を習っていらっしゃって、師匠が演奏されるというのです。

行ってみると会場は満員!

プログラムはまず琵琶について歴史と種類を学びます。師匠の明智旭心さんがパワーポイントで分かりやすく説明してくださいました。

第二部、いよいよ琵琶ライブです。

演目は三曲。

うち二曲は大津市内が舞台!めちゃめちゃ身近です。

「粟津ヶ原」、これは大津市の粟津のこと。中学か高校の教科書に載っていた「平家物語」の一部が「木曽殿の最期」で、ちょうどこの粟津で木曽義仲が討ち取られる場面だったのです。

朝日将軍とまで言われた義仲も、宇治川の合戦で負け、遂に残るは7騎のみ。
そのうち巴御前は女ながらに、追手の内田吉家を馬上で組み引き寄せて自分の鞍の前で首を掻き切るという強さを見せます。

それを見た義仲は「女に討たれた、とか最期まで守られたと言われたら後世にまで恥だから」と彼女を説き伏せ、落ち延びさせます。巴御前は泣く泣く鎧を脱いで旅姿になって別れて行きます。

今回のライブでは、時間の関係でここまででした。

義仲、アホやん!
そんなこと言ってるうちにこの後すぐに、ほんまにあっけなく討ち取られてまうくせに。

今井兼平は「だから言わんこっちゃない!これが本物の武士の最期だ、見ておけ!」と口に太刀をくわえて馬上から逆さに落ちて見事に自害するのです。

その兼平のお墓は大津市のJR石山駅から少し歩いたところにあります。
義仲の墓はJR膳所駅近くの義仲寺(ぎちゅうじ)に、巴(と伝えられている)の墓、芭蕉の墓とともにあります。
旧東海道沿い、いつも歩いて通る寺です。

中学か高校時代に知った「木曽殿の最期」は、「平家物語」ですから、最初は書物ではなく琵琶法師が琵琶の弾き語りで伝えていたはず。それが今日初めてその当時と似た琵琶の演奏と歌で体験できたのです。

感激しました。

歌をひとくさり、そして琵琶の演奏。
巴御前が馬を走らせながら、敵の大将の首を掻き切るシーンが目に浮かぶ琵琶の音!

ビバ琵琶!

私はライブ終了までタテノリで、最後は一人ウエイブしちゃう(全て脳内で)くらい楽しみました。


夕鶴の大将のお母様、誘って下さってありがとうございました!

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Comments

かっこええーー!!

木曽義仲の最期は、十代の当時でも何故か琴線に触れるものがあり、強烈に覚えています。今井四郎兼平、グッときます。
そのストーリーを、琵琶の音色ととも演奏されちゃったら......。

タテノリ、ウェイブ(脳内)も当然です!(笑)

Posted by: 円 | 2014.07.05 at 11:54 PM

円さん

ですよね!!
琵琶の音色が哀愁を帯びて、勇壮で、もう最高です!

当時は全国でライブハウスが毎晩盛況だったのも当然ですね!!

Posted by: あひる@地酒 | 2014.07.06 at 12:26 PM

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