器を替えて飲み比べたい1 陶器と錫器
今週、晩酌しているうち、なんだか興が乗ってうちの器で気合いの入ったものを動員して飲み比べをしました。
ところがその時点で既にかなり飲んでいたため、訳がわからなくなって結局飲み過ぎ。残念な結果に終わりました。
酒器による違い体験は、マイブームなので、きちんとしたことはまたやるとして、今回のことから得た知見は「比べる器の数は絞るべき」という当たり前のことでした。もう一つは、素材によって温度差が大きいこと。これは体験しなくても想像はつくでしょうが、体験するとその差に驚くはず。
では、今回エントリーの器をご紹介していきます。
先日のおさけ日和で出店されていた加藤敬さんと中島健太郎さんの作品から参ります。
加藤敬さんは、以前からお酒の会でお出会いしていた陶芸家さんです。お酒好きな作家が作る器は、間違いありません。
今回選んだのは、土の温もりが見た目からも伝わる、ゴツゴツしたぐい呑でした。陶器の器は、割と薄手の飲み口を持っているのて、違うテクスチャーをと思ったからです。
口触りは分厚いですが、釉薬が滑らかで違和感がありませんでした。さすが! 口径が小さく筒型なので香りはあまり感じられません。重みもちょうどいい頃合いです。かわいい。
一方、中島健太郎さんの錫器はかなりの重さを感じます。見た目よりも意外にズシッとくる。つまり、分厚く作られているのです。持ったらひんやり。錫の酒器はいくつか持っているのですが、こんなに温度が低く感じるものはありません。おもしろい!
↑おさけ日和の出店のようす。錫器以外に銅細工も売っておられました。
形は、口が広がっていてまるで小さな洗面器みたいです。
飲んでみての口触りは、やはりひんやりしています。金属ですからね。とてもなめらか。
こんな感じで、エントリーした器をご紹介していきますね。
それにせても、いずれも手作りの作品は使ううちに愛着が増してくるようなきがします。作者の皆様、ありがとうございます。
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