ローカル・サケ・キャノンボール 島根県編に参加しました
日曜日の朝、朝市が終わったら次は京都へ。日本酒コンシェルジュ主催のイベント、ローカル・サケ・キャノンボールの島根県の回でした。
講師は岡山県の北部、西粟倉村の酒屋、酒うららのオーナー、道前さん!
あちこち出張講座や日本酒バーを開催されていて、去年は大津市ノミビョウタンさんで燗酒講座をされたのでそれに参加して以来、久しぶりです。
島根県の酒5種類を、常温と燗酒できき酒してコメントを出し合います。
燗をつけてくださるのは、もちろん道前さん!
どの酒も、常温では素っ気ない辛口という印象だったのに、燗酒になると甘味が出てふくらみます。いわゆる燗映えするんです。
それは、島根県の特徴というか、道前さんのチョイスの結果なのでした。
蔵元さんが、そういうサケを目指して仕込んで熟成させてから打っているそう。できた時から甘いと、時間ご経過するうちに甘過ぎてしまう。だから、最初は甘くないのだそうです。
甘いというか、旨味というか、そういう酒に慣れていると、常温の時感じたように素っ気ない辛口だと感じてしまいます。ところが温めると甘さや旨味が出て美味しいと感じるのでした。
そして酒だけで完結しない、というのも目指すところ。何か食べながら飲むと美味しい酒でもあるのです。
5種類のうちのある酒について、私のコメントは、常温では
味わい 割と薄い、前の酒より旨味は少ない、甘くない。あまり好みじゃないタイプ。
としていました。この酒を燗にした時のコメントは、
味わい 優しい甘味が広がって旨味が出てきた。日向にいるみたい、ポカポカした感じ、口触りが滑らか。
印象が一変した、この燗は好みだわ、おでんとかあったかい食べ物、煮物と合わせたい。
と、本当に変わりました。
それからは、第2部の懇親会。会場のアトリエ円卓さんは、(京都市上京区)ケータリング業もやっているそうで、美味しいお料理を提供してくださりました。訪問までされたとかで、島根県にちなんだお料理も!
出雲蕎麦、厚揚げの煮物、アゴちくわ、小芋と鯛の煮物、甘くない小豆の雑煮、青海苔とシジミの味噌汁、など。
道前さんがつけてくださった、燗酒と合わせて美味しかったです!
今回も、主催の日本酒コンシェルジュのお2人に感謝。道前さん、ご参加の皆様、ありがとうございました。
やっぱ、燗っていいな!
上手な人は、その酒の一番よい温度を決めて、美味しさを引き出してくれます。
まだ美味しい燗酒を体験してない方は、急いで飲んでみてください。
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