2020.02.18
蘆花浅水荘で酔in酒句会
この前の日曜日、朝市の後、酔in酒句会 は大津市
記恩寺 蘆花浅水荘 での吟行でした。
記恩寺 蘆花浅水荘 での吟行でした。
日本画家 山元春挙さんの別邸で、アトリエもあります。
百年経過しても、当時のままを残してあるそうです。さすがアーティスト、部屋毎にテーマがあり、それに沿った意匠が凝らしてあるのです。
竹の間では、襖の引手は竹の節。書棚の持ち手も竹細工。ランプシェードも、窓も。
廊下の天井は舟天井でした。
茶室は網代。
窓からは、紅梅が見えて、まるで掛軸のよう。
お庭の手水鉢は、走井餅の初代の臼!
旧膳所城の何処かに据えられていたという、鴟尾(しび)が割れたり欠けたりしながらも、向かい合わせに置かれていました。
あいにくの雨もまた、春時雨という季語。別邸の説明をしていただいた後は、各自句を詠みました。あっという間に時間となり、膳所駅近くのノミビョウタンさんへ移動。投句、選句の充実した時間を過ごした後は、いつものように宴会です。
今回は、奈良から中井汰浪先生のおば様である、しぐれ先生とそのご一門の方々も参加してくださいました。しぐれ先生は、最後に選句と添削までしてくださり、とてもありがたかったです。
蘆花浅水荘で酔in酒句会の吟行を、と提案したのは私と夕子さん。皆さまが素晴らしい句を詠んでくださったので、本当にうれしかったです。汰浪先生も「こんなところが大津市内にあったなんて、全然知らなかった」と驚いておられました。
汰浪先生、しぐれ先生、そしてご参加の皆さま、ありがとうございました!
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