Kindleを買ったはいいけど繋げない、と先日書きました。
その後、知らないうちに3Gという接続ができていて、Kindleのストアにアクセスできていました。
最初は無料や200円程度の本を購入してみたのですが、やっぱりお値段なりの内容で……つまらないのです。
つい、定価か20%還元セールに出ている本をポチポチしてしまいます。
そんなふうにポチッてしまった本の一つがイケダハヤトさんの『武器としての書く技術』です。
だいたい、Kindleを買うきっかけがイケダハヤトさんの記事でしたから。面白そうなマンガや本をTwitterでガンガン「セールしてるよ!」とつぶやきまくっているのです。それでKindleを買う気持ちになりました。これもイケハヤさん(略して呼ぶとお友達みたいだ(^_^;))のお仕事のひとつなのです。たぶん。
イケハヤさんの現在のブログタイトルは「まだ東京で消耗してるの?」。高知に移住してブログで稼ぐ生活をされています。
「ブログで食う」ってすごいなー。いいなー。と思いますが、めちゃめちゃ大変なことですよね。
『武器としての書く技術』は少し前に実際にハードカバーとして出版されたものですが、現在でも価値が変わらない部分が多くとても勉強になりました。
読み手に伝わりやすく書くために心がけることや、ネタ探しのヒント、魅力的なタイトルなど。
一番グッときたのは「世界中の人が、書くことでストレスを無くし、理性的に生きる社会になればいいのに」というような意味の箇所。過激と感じるくらい書いてしまえば、スッキリして忘れられるので実際に会った人から「意外に温厚」と驚かれるそうです。自分がつらかったことを分析して書いてくことで誰かの癒しになることもある、など。
分析しながら書くことで怒りを昇華できるというのです。
なるほど、これはいい方法ですね。
おっ、イケハヤさんの表現が乗り移った?(^_^;)
いや文体じゃなく真似してみたい、と思うことがいろいろありました。
いいことはすぐ真似しよう!
それはそうと、Kindle生活はまるで書店で暮らしているかのようです。読みたいと思うと即座に手に入るのですから。今上映中の伊坂幸太郎さんの『グラスホッパー』、
イケハヤさんが「ぼくが買ってでも読ませたい」と激推しの『殺人犯はそこにいる』(清水潔さん)、
ちょっと前に話題になっていた渡邉格さんの『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』。
ポチポチしては一気読みしてしまいました。
ページに「この章を読み終わるまであと○分」という表示が出るんですよ。
気になる箇所に印もつけられます。辞書も引けるし、登場人物や、キーワードの出てくる箇所にすぐ飛べます。字の大きさも好みで変えられますし。
電子書籍ならではのいいところもいろいろあります。
ただしレジでお金を払わずカード払いなので合計金額がわからず、調子に乗るとかなり危険ですが(^_^;)
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