2008.07.23

『文章読本』丸谷 才一

著者の小説より、この『文章読本』が一番好き。旧仮名遣いもすぐに気にならなくなる。

引っぱってこられるのは、
わが国が誇るきらびやかな綾錦ともいうべき文章たち。

漢文、古文、謡曲、散文、エッセイ、
古きも新しきも自由自在に切り取られ、俎上にあげられ分析される。
もちろん、筆者の評価が高いものだけを選んであるので極上のものばかりだ。
著者のような「見巧者」あってこそ名文も浮かばれるというもの。

本を読み終わるのが悲しくなってしまうくらい、
幸福な時間を過ごせる。

紹介されている作品それぞれを読まなくても、この本だけで満足してしまうのだけが玉に瑕、なのかもしれない。

そしてもうひとつ、この本は著者は直接書いていないのに、彼の戦争と平和への姿勢が表現されるという、二重の構造を持つ。

俎上にあげられた文章の中には明治憲法と現行憲法なども入っている。

レトリックのお手本としては、大岡昇平の『野火』。イメージと論理の実例としてあげられるのは大内兵衛『法律学について』と吉行淳之介『戦中少数派の発言』など。文章を序論ではなく本論から始める最上の例は幸徳秋水『兵士を送る』だ。

これら戦争関連の文章は決して『文章読本』の中心ではない。あくまでも名文であるから実例として選ばれているに過ぎない。

けれど「記すに値することがあってはじめて筆を取れ」と締めくくられるこの書に、戦争に関する文章が入ってくるのは当然なのだ。著者の追及する大きなテーマのひとつが戦争と個人の関係についてなのだから。


『文章読本』 中央公論社
丸谷 才一

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2008.07.02

『人のセックスを笑うな 』山崎 ナオコーラ

 子どもが貸してくれました。「文章が物足りない」とゆーてましたが。


 すっごく「今」な文章。
 そう、なんか学生のブログを読んでいるような錯覚に陥る。

 でも、それは自然に書けるもんではない、じゅうぶん作りこまれているからこそ、気持ちよく読みとおせる。

 あっちゅうまに読了しました。短いからなんですが。
 それにしても上手いなあ~。


 恋愛という熱病と
 結婚という生活の間で揺れる女性に
 振り回される学生。

 誰でも通過する初恋の終わりの感情。
 切ないやりきれない気持ちをかみしめたいときにどうぞ。


『人のセックスを笑うな 』山崎 ナオコーラ
河出書房新社

▼映画はDVDになってるみたいです

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2008.06.15

『日本の酒』坂口謹一郎

 『日本の酒』坂口謹一郎、岩波文庫です。

 坂口先生は、醗酵学者でこの本の初版は1964年だったそうです。新書版の27刷をもとにした1997年の「坂口謹一郎 酒学集成1」を底本としているそうです。つまりすごく古い本なんですよね。

 ところが、あまり違和感がなかったりします。そこが不思議なんです…。

 実はこの本で一番好きなのは、冒頭に掲げられた『歌集 醗酵』(この題名からしてheart・笑)からの短歌です。
 「かぐはしき香り流るる酒庫(くら)のうち静かに湧けりこれのもろみは」
 「冷え冷えと寒さ身にしむ庫のうち泡の消えゆく音かすかなり」
 「うまさけはうましともなく飲むうちに酔ひての後も口のさやけき」
2006221anikimoto
 わかる!
 一歩蔵に入ったとたんに香るもろみ。
 あの冬の蔵の切れるような寒さの中のもろみの泡のつぶやき。
 一口二口飲んでインパクトはなくても、たらたらと飲み続けることのできる、後口のよい酒をうれしそうに飲む先生。
 そのお姿が目に浮かび、ニヤリとしてしまいました。本当にお酒お好きなんですね~。

 「見入りたる接眼鏡(オクラル)のはての薄明にこの世のほかのいのちひしめく」
 微生物が見えてしまう「もやしもん」の主人公に通じる部分を持った先生のような気がします。

 本の解説は小泉武夫先生です。この先生をして「酒の神様」と呼ばしめるような先生だったんですね。

 専門的なことは、内容はどこが古いんだか、現状どうなんだかよくわかりません。技術だってどんどん革新されてますし、法的なことも変わってますからね~。

 ただ、酵母だけでなく乳酸も添加するしないというのが速醸と生(き)もと&山廃仕込の違いって解説してあり、乳酸についてあまり意識したことがなかったのですが、腑に落ちました。
 
 
ということで、写真は上原酒造の山廃もとの泡です!

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2008.03.11

『お能の見方』白州正子

 私はお能を見に行ったことは一度しかありません。京都の平安神宮の薪能のみです。

 もともと、ちくわ笛を吹きたくて能管の師匠に入門したのです。だから、自分の能管のお稽古の先に、お能のお囃子があるなんて感覚は全くなく。

 でも、能の深くて不思議な世界には心ひかれるものがあります。それを知らないのももったいない。

 そう思ってお囃子のCDと『お能の見方』という白州正子の本をいっしょに購入しました。この本はいわゆる入門書ではないのです。知識や決まりごとを解説していません。白州さんの感性を通したお能の本でした。

 どれだけ能に親しんでこられたのか、さまざまな能楽堂での公演や神社でのお祭りで奉納された能舞台の豊富な体験が下敷きとなっているのを感じます。白州さんの感性によって、能舞台の本質がわしづかみされたようで、それを読者もなぞります。数多くの舞台の写真も見ながら読んでいるうち、ちょっとわかった気にさせてくれました。でも本を閉じるとたちまちやはり幽玄の世界は謎に戻ります。

 何も知識もなく行って見た薪能を、私がそれなりに楽しんだように、知らなくても美しさを感じるだけでいい、そう白州さんはおっしゃっているのです。

 演じる人も、型をなぞっているだけ、中身は何も考えていない。でもその型の所作が美しい。そんなもの、って。

 当分、私も白州流で、無理に「勉強」しないで、感じて楽しむことにいたしましょう。

 『お能の見方』白州正子 吉越立雄

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2008.01.21

「Chekipon」(チェキポン)1月号

 セブンイレブンのフリーペーパー「Chekipon」(チェキポン)1月号、特集が「酒蔵の町をめぐるin水口」でした!
 
 美冨久さんと、笑四季さんを若いお姉さん2人が訪問して、キャイキャイとレポートしてはります(笑)。

 藤居社長さんと加奈子さんも写真が載ってるし♪
 
 そして、お酒の楽しみ方を、小川酒店のおーちゃんが紹介してはります!おーちゃん、ええ雰囲気!

 カラー写真だから楽しいです。滋賀県限定なのかなあ、この雑誌。地元の方はもちろん、もし滋賀にお立ち寄りの方は、セブンイレブンで手に入れてくださいね!

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2007.12.11

『Φは壊れたね』森博嗣

 森博嗣のミステリーは、『Φ(ファイ)は壊れたね』で私が読むのは2作目です。この前は『すべてはFになる』という、確かデビュー作だったと思います。Fのほうは10年前の作品なので、コンピューターとインターネット、バーチャルな世界がメインというのが、ちとキツイ印象を受けました。当時は斬新だったんだろうな……と。
 
 『Φは壊れたね』のほうは、Fよりも数年後という設定で、発表は2004年なのでそう古くないです。でも、女子大生の言葉づかいは、ちょっと……。

 で、読んでみて、自分はミステリー好きじゃない、ってことが再確認されたのでした。Fのほうは子どもがおもしろいって勧めてくれたので読んでみたんですけど。

 そして『Φは壊れたね』を読んだ直後、うちの冷蔵庫は壊れたね……。(T_T) 実話オチ。

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2007.11.12

『となりの801ちゃん』2


 マイミクさんが以前から激賞していた
 『となりの801ちゃん』2を貸してくれました

 登場人物は、アニメ系オタクの男性と
 腐女子と呼ばれるオタク女子のカップルです。
 「オタップル」?


 4コマなのでサクッと読めました。

 でも、内容を全ては
 とても理解はできませんでした。
 たぶん25%程度……。

 「テニスの王子様」のミュージカルに萌えるとことか、
 「エヴァンゲリオン」「ガンダムSEED」「武装錬金」
 「銀魂」などなど、セリフ他いろいろ出てきたけど。
 BLとJUNEの違い……あたりには全然ついてゆけないです。

 欄外に注釈がついているので、なんとか最後まで読むことができました。

 注:801=「やおい」と読みます。
   ヤマなし、オチなし、意味なし、の同人誌の方面からきたアレです。(確か)

 ひとつ、わかるネタがありました。
 『孤独なグルメ』谷口ジロー先生似のコマ!!
 それを801ちゃんは、「わかんない」とバッサリ。

 しかし、最も不可解だったのは
 京都御薗橋801商店街。
 801ちゃんは
 実在する商店街のマスコットなのでした。
 
 どう見ても、
 毛玉なのに京ナスがモチーフって……。

 801ちゃんの背中にチャックがついているところが
 「すごいよ!マサルさん」のメソみたいだ。

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2007.08.18

訪パン&祝『大人のOFF』掲載


 カナさんを誘って久々の訪パン!(=地酒バー膳へ行くこと)

 なぜかカウンターは顔なじみの皆さんでいっぱいでした。
 ひよこ魔女さんの壮行会だったようです。
 
 そこで、おけいはんに見せてもらったのが
 日経『大人のOFF』。

 こちらが見出し

 かっこいい!
 枡一酒造の蔵部と同じ並びに
 地酒バー膳が!

 おそらく日本で一軒しかないだろーと。
 確かに。

 パンチさんの写真も小さく載ってました。
 (ギターひいてない)

 お酒もみんなで回していっぱい味見できました。
 おいしかったな~!

 ありがとうございました。


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2007.07.14

新譜ジャーナル別冊『ゴー!ゴー!ナイアガラ~日本ポップス史』

 S59年発行

 この本、手許にないと思い込んでいたのですが、
 うちの本棚にありました。

 さっき、久しぶりに出して広げてみたら
 懐かしいスターたちの顔写真がいっぱい!
 そして、貴重なインタビュー記事や
 大瀧詠一さんの対談記事が満載。

 おもしろ~い。

 大瀧さんの「分母分子論」、
 今の時代にも通用しそうです。

 もともと現在の日本の音楽は
 明治時代に輸入された海外の民謡・ジャズなどが
 基本となり日本風にアレンジされたものが始まり。

 国民唱歌などですね。

 それから海外からどんどん入ってくる新しい波に乗る。
 
 例えば、ジャズを原語で歌える
 フランク永井やペギー葉山。
 フランク・シナトラ、ペギー・リーになりたかった人たち。

 でも、彼らが日本で売れたのは英語の原典ジャズではなく
 「有楽町で逢いましょう」「南国土佐を後にして」……。

 大瀧さんは、そんな日本音楽界の歴史を
 「分母に世界史があって分子が日本史」というたとえをしています。うまく伝えられずすみません。

 
 ふと、ゆうべ見たテレビ番組を思い出しました。
 香取慎吾くんとMONKEY MAJIKの対談。
 このMONKEY MAJIKというグループはカナダ出身の2人と日本人2人で構成されています。
 グループ名があらわすように、彼らはゴダイゴに影響されていて、日本に来たのも武道を習ってて「かっこいい国」と思っていたから。
 そして新しい「西遊記」のテーマを作り、
 ブレイクしたわけですし、
 そのうえ今度はゴダイゴの「MONKEY MAGIC」と「ガンダーラ」をカバーしています。

 ゴダイゴがどんな音楽に影響されて生まれたのか私はわかりませんが洋楽を聴いていたことは確かでしょう。
 そのゴダイゴに影響されたモンキーマジックは、世界史分の日本史分の世界史分の日本史?

 もう何がなんだかわかんない状況。

 というようなことを『ゴー!ゴー!ナイアガラ』を読み返して思ったのでした。



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2007.06.29

琵琶湖ハンドブック当選

 「琵琶湖ハンドブック」という冊子が
 今日、自宅ポストに届いていました。

 滋賀県の出している「メルマガしが Mother Lake」の
 プレゼントに当たったようです。

 表紙は、水鳥の親子。アジサシ系? 私にはわかりません。
 今森(弟)さんのイラストです。

 内容は、All about琵琶湖。

 いろんな視点からの琵琶湖について書いてあります。
 
 

 これ、仕事に使えたらいいな……。


 ちなみに県のメルマガのプレゼントに当選したのは2回目。
 数年前、「北方領土」と大きくプリントされた
 袋入りの昆布が当たりました。

 あれは上等だったなあ……。


 ありがとうございました>県の方


琵琶湖ハンドブック」
PDFファイルで全部公開されているようです!
ぜひ見てください。

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2007.04.14

図書館が好き、書店が好き!


 図書館が好き、
 書店が好き。

 書架の間をゆっくりと歩き、
 本を選ぶ、
 その時間がたまらない。

 背表紙を見る、
 手に取って開く。
 装丁、活字、挿絵、写真、本の質感をチェック。
 これはオンラインショップではできないこと。

 書店では、自分の好みの本が見つかって
 それを自分のものにする歓びがある。

 二度とめぐりあえないかもしれない出会いに
 思わず出費を重ねてしまう。
 だって、その本に呼ばれているように感じるから。

 今日買ってしまいました……。
 5冊も。うふ。
 だから最近は、たまにしか書店に行けないんですけど。

 本と書店好きから、書店でもらうブックカバー「書皮(しょひ)」を集めていた時期もあります(笑)。

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『愛する言葉』岡本太郎・岡本敏子


昨日買った本の中の『愛する言葉』という本は、

岡本太郎さんとパートナーの岡本敏子さんの発言抄。

すごい言葉が並んでいる!

でも、私に突き刺さったのは、

タローさんの発言の「『あたしなんか』という女性は嫌いだ。そう言いながら『そんなことない』と否定してもらいたいのだ」という意味の部分。

はい、おっしゃる通りです。(T_T)

『愛する言葉』
岡本太郎・岡本敏子/著、平野暁臣/構成・監修
イースト・プレス/刊

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2007.04.02

『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎

 2003年の本、らしいです。
 アマゾンで別の本を注文してて
 いつのまにか紛れ込んでいたのです。

 なんで? 
 よくわかんない。
 (酔って注文したからだよ)

 でも、家鴨あひるだけに、
 他人とは思えずそのまんま注文。
 
 物語は3人の学生の2年前のこと。
 それに新入生の男の子が関係する現在の物語。
 ふたつが同時進行して
 最後にひとつに収れんしてゆき、完結する。
 
 

 学生時代、友人の古い下宿の廊下を思い出す。
 留学生の作るエスニックな料理のにおいが立ち込めている。

 物悲しい思いが残る……。
 ちょうど、今頃の春めいた時期に読むのがぴったりだったかも。

 それにしてもなんで?
 今、うちにこの本が届いたのだろう。
 これが一番のミステリ鴨……。


『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎
↓今年5月からロードショー。映画のサイト
http://www.ahiru-kamo.jp/

 あ、もうひとつ、
 この物語の要のシーンの中に、
 主人公3人が動物園の顔出し看板で記念写真を撮る、というのがあります。

 これ、重要鴨。

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2006.12.29

もし全部ひこにゃんだったら

 もし、合戦に出向く軍勢が全部
 ひこにゃんだったら……。

 戦場で、
 ざぶとん敷いてお茶飲むもの、
 エノコログサとたわむれるもの、
 昼寝するもの……続出で


 合戦にならないだろうなー。
 いいなあ。

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ひこにゃんキター!!

 絵本とシール到着~!

 ありがとうございます。


 「ひこにゃん出陣」って 
 ちょっとちょっとちょっと みたいになってる~。

 絵本でお殿様をまねく手が……

 か・かわいい♪

 ストーリーは、豪徳寺での招き猫の誕生秘話、
 なので、合戦などはありません。
 あくまで「のほほん」としてるのがひこにゃん♪

 こちらサンライズ出版サイトで表紙が見られますよん。



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2006.12.28

『ひこにゃん』絵本予約


 シールにつられて
 27日夜12時までってことで
 さっき注文してきましたー!

 楽しみです!

▼ひこねのよいにゃんこのおはなし


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2006.12.12

『あんぱんまん』やなせたかし

アニメ「アンパンマン」は、海外でも好評だと聞いたことがあります。

確かに、あのバックの空、海、山はどこの国でも共通していますし、おいしそうなキャラクターがたくさん出てきて、ストーリーも分かりやすい。

でも、私は子どもがアンパンマンのアニメに出会うか出会わないかの頃に図書館で絵本のあんぱんまんに出会いました。この、お腹が空いている人に、自分の顔を食べさせる、というヒーローは、まるでインドの昔話のような印象を受けました。

昔、貧しい旅人がある森でお腹をすかせて倒れてしまいました。その旅人を助けようと、森の動物たちはてきぱきと動きました。水を汲んでくるもの、温かくしようと、焚き火をおこすもの。

旅人は、起き上がって動物たちに感謝しました。

しかし、そんな動物たちを悲しそうに見ていたウサギは、いきなり焚き火の中に飛びこんでこう言いました。「私は何もしてあげることができません。だからせめて、私の肉を食べていただこうと思います」と。

すると、旅人は、突然光り輝く神様(仏様)になったのです。「お前たちの気持ちは本当にうれしかった。特にウサギよ、ありがとう。私といっしょに来るがよい」そういって神様は月にウサギを連れて行ったのです。(だから月にウサギがいる、というオチ)

「あんぱんまん」という絵本には、そんな静かな献身の心が満ちていたのでした。


あんぱんまん』やなせたかし

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2006.12.02

『ちいさいおうち』

 小学校の図書室にありました。

 忘れられない絵本でした。


 小さいおうちが、長い長い時間、田舎の丘にいるうちに周囲がどんどん変化してゆきます。

 おうちの周りは高層ビル、電車の高架、地下鉄に取り囲まれてしまいます。

 しかし、ついに住んでいた人の子孫が見出してくれて、田舎に引っ越します。おうちは幸せを取り戻すのでした。

 
 この本が書店にあったので、買いました。コピーライト1942年!? 生まれてませーん!

 現代まで生き残っている絵本、すごいです。

 ちいさなおうちは、最後のページで笑っています。

 
ちいさいおうち
ばーじにあ・りー・ばーとん/著、 いしい ももこ/訳
出版社: 岩波書店 (1965/12)

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2006.12.01

『誕生日大全』

今日帰り道にあった書店に行くと、誕生日特集のコーナーが作られていました。スピリチュアル本大流行の余波でしょうか。

ぶっとい『誕生日大全』には、366日それぞれの誕生日の人の占いが載っています。そういえば、前に食玩の誕生日ベアもはやったっけ……。

もちろん、まず自分の誕生日と家族のを確認します。「●本人の性格・素質 ●隠された自己 ●適性のある仕事・職場 ●恋愛運 ●友人・家族関係」というふうに分けて書いてあります。読んでみると、えらい当たってる気がする……。まあ、総体的にええこと書いてあるから悪い気がしません(笑)。


相性占いも、誕生日で紹介されています。何十も挙げてあるから、中には該当する人もいるのは当然……。と思いつつ、夫と私は「ソウルメイト(魂の伴侶)」だったのです。この本、信用していいんだか悪いんだか(笑)。

でも「これを読めばその人まるわかり」ってことはさすがに無いと思う。とりあえず立ち読みのみでした。


誕生日大全
サッフィ・クロフォード、ジェラルディン・サリヴァン/著 、アイディ/翻訳
主婦の友社/刊

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2006.11.16

『Lovig HUG』

オープンセサミ文庫で手にした本です。いろんな形の「ハグ」を紹介してあります。育児の絵本、のようですが大人も子どもも、誰でも読んでいい本だと思いました。

その中で見つけた、文。


----------------------
「受」に「心」を入れると「愛」
----------------------

単なる言葉遊びではないものを感じました。

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『こころの日曜日』朝日文庫

家に帰る前に、夕食の材料を買いにスーパーに寄りました。

日用品を買うため一番上の階まで昇って行って、降る途中、書店を見つけました。本が私を呼んでいる気がして、ふらふらと店に入りました。

ベストセラーが平積みされているのをチェックしながら歩いてゆくうち、ふと目にとまったのが、この本でした。

ほぼ、見開きがひとつの文章になっているので、どこからでも読み始め、やめられます。

心理カウンセリングを続けている専門家の文章は、わかりやすく平易なたとえが多いのでした。

それは様々な切り口から語られているので、自分にとって関係ないものもあれば、ビシッと心の的に当たるものもあります。

いくつもの文章を読み終えたあと、心の肩凝りがほぐれたみたいでした。


『こころの日曜日』  44人のカウンセラーが語る 心と気持ちのほぐし方
菅野 泰蔵/編集、 朝日文庫

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2006.11.02

『Re:S』(りす)

『Re:S』(りす) 今日、出会った雑誌です。オープンセサミの本棚にありました。

テーマが写真だったので、手に取ったのです。デジタルではなくあえてフィルム写真での記録をいとおしむ、カメラマン二人が「理想」の写真館を探す企画。

ふうん、って読んでて、もう本棚に返そうと思って、他のページをパラパラしてて、目に留まった単語は「赤目自然農塾」。そこから読み始めたのが、第2特集の「農業で食べていく」でした。

普通科の高校を卒業した青年が、農業をやりたくて受け入れてくれる土地を探して歩いて、茂り放題になっていたお茶畑を任された、そんなことを語っているんです。どこか野良師さんにも似た笑顔。

今は、農地を任せる人を受け入れてくれる時代、と彼は今という時を感謝しているのでした。

ランチを食べ終わっても、しばらくこの雑誌を読みふけってしまいました。

『Re:S』(りす)

デジタルじゃないカメラ、使ってみようか……、なんて思ったりして。

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2006.10.19

別冊宝島『食品のカラクリ』

オープンセサミさんで手にとった雑誌です。

まあ、『食品の裏側』で読んでいたり、以前から知ってることもありました。もちろん知らないことも。回転寿司の大トロのトロはどんな作られ方をしているか、とか、食べ放題の焼肉の肉はどこから来るかとか。

その中に、日本酒の吟醸香りのつけ方、みたいなページがあったんです。

手元にないので、今書こうとしてみると、ほとんど中身を忘れてしまったことにショック。というわけで、以下、うろ覚えです~。


香りづけの昔の方法、というとたまーに聞いたことがある4文字カタカナだと思われました。

現在では人工的に作り出された、特殊な酵母を使うことで香り高い酒を造る。その方法はたいていが大手メーカーが握っている、というように書いてあった気がします。

うーん、これでは全く意味がわかんない。すみませーん!!

とにかく、このページだけには違和感を感じた! 匿名の蔵元社長談が出てきてました。

もうちょっと詳しい情報を仕入れたいと思います、すんませーん。

▼別冊宝島『食品のカラクリ』

吟醸香がないほうが好きな私にとっては、わざわざ香りをつけるのはムダに思えます。でも、いい香りが日本酒への入り口になる人も結構多いみたいですから大切な要素なのでしょう。

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2006.10.17

Jitensha: Down the Japanese Archipelago on a Bicycle

今日、仕事でお出会いした方から、「知り合いの方が書いた本」といただいたのがこの本です。

「皆さんで読んでみてください」と軽く言われたのですが、手にしてみると、英語のペイパーバックです! 読めん……。

でも、題名が「JITENSHA」なんです。Bicycleではなく。

宗谷岬から南下して日本縦断されたんですって。滋賀のことは、「Shiga,Sweet home shiga」って見出しが!

「滋賀のことはとっても好きで、第二のふるさとだと思ってるの」と、その方もおっしゃっていました。

ドン・シュライフさんのサインと、似顔絵ハンコ付きの本です。いつ読めるか分かりませんが、読んでみたいです! 宗谷岬も自転車で行ったことあるし、佐多岬はバイクで行ったし、懐かしいです。

JITENSHA

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2006.09.25

恋の髪玉

貧乏な若者は魔法使いから、魔人を自由に使える古ぼけたランプを奪い取った。ある城の近くを歩いているとき、転がってきた髪の毛の玉を拾って、「なんて美しい髪なんだ。きっと美しい人に違いない」と恋に落ちる。そして、魔人の力でその髪の毛の持ち主である姫君と結婚し、城で幸せに暮らす。

しかし、若者が留守の間に魔法使いが「古いランプと新しいランプを交換いたします♪」と姫をだまして魔人のランプをうばい返す。魔法使いは城ごと姫をさらってしまう。若者は苦労して城を探し出し、ランプを取り戻して見事に城と姫を取り戻す。


母と子の世界むかし話シリーズ(研秀出版) 全20巻の中にあった、どこかイスラム文化圏のむかし話です。

子ども心に、なんで髪の毛の玉を見ただけで恋に落ちるのかとツッコミました。いくらなんでも、それはないでしょ!

しかし、昔イスラム文化圏では女性は目以外はすべて隠す衣装をつけなければならなかった、そんな事情を知ると、女性の髪の毛にコーフンし一途に思い込むのも仕方ないか、と納得しました。

ただ、最後まで納得いかないのは、その姫君は髪の毛だけなく、見目麗しくしかも気立てもよいということ。育ちのよい姫が貧乏な若者に恋をして……そんなにうまい話ってあるのか?

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2006.08.31

長澤蘆雪「朝顔図」のカワウソ

緑茶パフェを食べに寄った、大津市石山の伽藍堂(からんどう)。

パフェが来るまで見てた雑誌の表紙に、どう見てもイタチ、の日本画がぁ~っ!

説明を見ると、長澤蘆雪「朝顔図」の一部だそうです。ただ、朝顔の大きさからすると、イタチとしか思えないのに、カワウソだとされていました。顔つきは確かにカワウソっぽいですが、体つきはイタチですよ。

▼『和楽』7月号表紙の写真はここで見られます

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2006.07.10

『ウェブ進化論』梅田望夫

メールもインターネットもブログも、普通に毎日使うものであり、その意味を改めて考えることもありません。

アマゾンもグーグルも、便利だから使っているわけですが、システムや運営の裏側を考えたこともありませんでした。まあ、そういうレベルの私でございます。

この本は、マクロな視点から、大きな変化をまとめて提示してくれます。「ああ、そういうことだったんだ」と、スッキリする箇所多し。そういう意味でおもしろい本です。

著者は私と同世代。最前線にいるにはかなりキビシイと思うけど、そのぶん次世代を作る若者と積極的に関わろうとしているのだそう。なるほど。

『ウェブ進化論』
ちくま新書
梅田望夫/著

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2006.07.06

『酒に謎あり』小泉武夫

日本酒の謎、中国の白酒の謎。世界にはまだまだ知らないことがいっぱいですねえ。小泉先生の探究心、まるで子どものようです。だからおもしろい。


いろんな酒についての謎が出てきますが、滋賀県のワイナリーも出てきてびっくり。永源寺のひとみワイナリーです。名物の「にごりワイン」について。確かに、ワイン通の人に言わせると、「あんなのワインじゃない」って言われるかもしれません。でも、初心者をとりこにするおいしさがあります。


『酒に謎あり』
日経ビジネス文庫
小泉武夫/著

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2006.06.14

「チッコペトリロ」

イタリアの昔話に「チッコペトリロ」というのがありました。チッコペトリロとは、子どもの名前です。

ある村の結婚式が、新婦の実家で行われていました。宴会のぶどう酒がなくなったので、新婦が地下室にぶどう酒を取りに行きました。

地下室で樽からぶどう酒を汲んでいる待ち時間に、新婦は想像します。「結婚したらかわいい子どもが生まれる。その子にはチッコペトリロと名前を付けるのよ」そのとき、ふと地下室の入り口の壁を見ると、上に大きなマサカリが掲げてありました。

「地下室にぶどう酒を取りに来たチッコペトリロの上にあのマサカリが落ちてきたら……!! ああー、かわいそうなチッコペトリロ」と新婦は大泣きしてしまいました。

いつまでたっても帰ってこない新婦を、新婦の母が見に行きました。でも二人とも帰ってきません。父が見に行きました。帰ってきません。

しかたなく新郎が行きました。すると、ぶどう酒がざぶざぶたまっている地下室で、新婦と父母が抱き合って泣いています。「かわいそうなチッコペトリロ~!」

新郎は、わけを聞いてあきれてしまいました。「そろいもそろって、結婚する相手がこんなバカとは思わなかった。今から旅に出て、これ以上バカな3人を見つけるまで帰ってこない!」と言い捨てて、新郎は出て行ってしまいました。

………

そして、旅先で、とんでもなくおめでたい人に3人出会い、新郎は新婦の元に帰っていくのです(笑)。というふうに覚えていますが、あってるかなあ。


子どもの頃、繰り返し繰り返し読んだ『世界むかし話シリ-ズ』の本の中のお話です。挿絵は、ほのぼの系だったので、新郎も新婦もチッコペトリロちゃんもかわいく描かれていました。

このお話、中国の昔話なら「杞憂」でしょう。

私は新婦タイプですね(笑)。「自分チッコペトリロじゃん」と思いますです、はい。


母と子の世界むかし話シリ-ズ 『イタリアの昔話』
研秀出版

↑カラーで「ぎんのはな」という青髭の話も載ってて、「開けてはいけない」と言われたこっそりドアを開けてしまった娘を容赦なく火炎地獄に投げ込む。これは恐ろしかったです。でも、その恐ろしい「ぎんのはな」の鼻をあかすのが、聡明な末娘。機転がきいて姉娘たちの命を救うだけでなく、お宝もちゃっかり頂いて来るのでした。めでたしめでたし。

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2006.05.22

「畑ウォーカー」

ちくわ笛吹き隊メンバーでありmixiのマイミクでもある、酒友達のきたいさんより、「畑ウォーカー」を送って頂きました。A4サイズの表紙と裏表紙の間にA3の両面地図が2枚折りたたんで閉じてあるだけ。

畑とは、滋賀県高島市の畑地域のこと。日本棚田百選にも入っている、棚田の地です。

その畑を実際に学生さんたちが歩いて、地元の方のご協力とともに作ったのが、「畑ウォーカー」。まるで「関西ウォーカー」みたいに(なのか?)、畑地域の道を、写真と手描きイラストマップで案内。畑歩きに誘ってくれます。

「お手が得意な犬」とか、「ヘクソカズラでテング遊び」とか、よくわからんものまで載せてあります。そこが好きだな。まだ行ったことのない畑を歩いてみたくなりますよ!

ワードや、イラストレータなどのソフトで、いくらでもキレイに作れる時代に、あえて手書き文字とイラスト、写真切り張りにホチキス留め。おもろい。

お問合せは、きたいさんまで~。「ほしい!」と手をあげると送っていただけます。
↓詳しくは、こちらでチェックを。

▼きたいさんのブログ「畑ウォーカー」

カテゴリがなぜに「湖西の地酒」にも入ってるかというと、中に福井弥平商店さんの「里山」のボトル写真が載ってたり、「里山」の米の田んぼなども書いてあるので。もともと、「畑ウォーカー」自体が棚田オーナーさん向けの情報として作られたものなんです。

きたいさんも、棚田オーナーとして、お酒「里山」造りにも関わっていらっしゃいます。自分が米から造った酒はまた特別でしょうね~。

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2006.04.20

もやしもん成分分析その2

別のペンネームで分析してもらいました。


96%はP・シゲロイデスで出来ています
4%は日吉妹(ゴスロリ娘)で出来ています


……やはり同じ下痢の菌ですか~(泣)。ショーーック!!

▼「家鴨あひる」の成分分析結果

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2006.04.19

『自分の仕事をつくる』の言葉

『自分の仕事をつくる』、一回目読んだところです。

デザイナーが中心とはいうものの、パン職人や舞台演出家も。

その言葉がきらきら光っているように感じます。

そんな言葉を見つけたら、蛍光イエローのマーカーで線を引いています。受験の生物の教科書みたいに。

でも、でも、自分の道を自分で作って歩いている人の言葉はほんとうに光っています。そして力を与えてくれます。探していた答えをくれるかもしれない……。


「色や感触がどうこういうことより、そのモノ自身が”大事”か”大事じゃない”かということの方を、私はずっと気にしています。」ヨーガン・レールさんの言葉


もちろん、直接お会いして話を聞くほうがいいのでしょうが、私にはこんな光る言葉を引き出す質問力がないでしょう。


もいっかい読んで、今度は蛍光ピンクのマーカーで線を引こうっと。

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2006.04.17

『自分の仕事をつくる』西村 佳哲

何ヶ月か前のSさんの日記の最後にこの引用文が記されていました。

↓引用文
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人間は「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを常に探して求めている生き物だとおもう。そしてそれが足りなくなると、どんどん元気がなくなり時には精神のバランスを崩してしまう。「こんなものでいい」とつくられたものは、それを手にする人の存在を否定する。
-------------------------------------------

しばらく、何かにつけて頭にこの引用文の内容が浮かびました。とうとうその元の本を読みたいと思うようになりました。


アマゾンで注文しておいたら、今朝届いたのです。デザイン業界の人のインタビューが中心の本です。ただし、デザイン自体を云々するとかデザイナーの伝記ではありません。「働き方」がテーマなのです。目次を見てみると柳宗理さんのインタビューも入っています。

20年近く使ってきたスプーンとフォークとナイフが彼のデザインだったことに、つい先日気がついたところ。不思議な縁を感じました。

今、前書きと、最初の八木保さんのインタビューの取り掛かりの部分を読んだだけなのですが、もう何箇所も付箋をつけたい文が!

これは私にとって『オニババ化する女たち』以来の衝撃に満ちた本になる予感。これから読みますね。


自分の仕事をつくる
西村 佳哲/著
晶文社/刊
1995円(税込)

Sさん、いつもすてきな刺激をありがとう!

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2006.04.16

「もやしもん」成分分析

つい……。出来心です。

私はもやしもん的にどんな成分なのかなって。mixiの「もやしもん」コミュに参加して、こんな成分分析を提供してる方がいらっしゃったんですよ。

結果:

家鴨あひるの88%はP.シゲロイデスで出来ています
家鴨あひるの4%は沢木もやし屋の味噌で出来ています
家鴨あひるの3%はペティオコッカス・ハロフィルスで出来ています
家鴨あひるの3%はA.ソーエで出来ています
家鴨あひるの2%は沢木惣右衛門直保で出来ています

さすがは琵琶湖のある滋賀県民。だから淡水魚にいる下痢の菌が88%なのか?
味噌は研究してたからいいんですけど、腸内有用菌と黄麹菌と、じいちゃんをあわせても微々たるもん。

自分が下痢の原因だなんて。ああ、だからアルコール消毒し続けないといけないわけね。納得!(していいのか?)

かもせねえ~。

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2006.04.12

『もやしもん』1-2

『もやしもん』1-2

何度も読み返しています。おもしろいんです。

菌がみんな、ほわーんとした表情で、わらわらと普通に描かれています。どこにでもいるんですよね。

ばい菌と善玉菌の区別も、人間が勝手につけているだけで、本菌たちに関係ない話です。

それにしても、農大ってあんなアヤシイところなんですか。でも、閉鎖しても食べ物に困らないキャンパスって魅力的です。っていうか、健全。

樹先生がアヤシ過ぎ。水木しげるワールドから来た人みたいです。先生と同期だという酒屋のおじいさんも。


「うまい酒」についての定義とかも出てきて、もう少し日本酒の世界へ入って行きそうです。早く3巻読みたい~。

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『私がつくったお食事どうぞ』婦人之友社

小学高学年以上の子ども向けのお料理の本で、道具から野菜の切り方などまで、ていねいにカラーのイラストで解説してあります。ちゃんとした料理の入門書になっているんですよ。

そして、単品だけでなく、夕食を作ってみよう、とご飯、汁、4品を作るときの手順も。一番終わりのページには、お友達を招いてホームパーティをするときの献立です。もし、これを実際にできたら、すごい自信になるだろうなあ。

うちの下の子は、小学生の頃、この本を見てラザーニャを何度か作ったことがあったっけ。

リングがボロボロになっても、まだうちの台所の片隅に置いてあります。


私がつくったお食事どうぞ お料理ホップステップジャンプ
婦人之友社編集部
1,427円 (税込)

同じシリーズで、おかし編もあります。

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2006.03.24

『食品の裏側』安部司

改めて最初から読み始めました。

いままでの食品添加物の本と違うのは、添加物使用の現場、しかも最先端に立って来た方が書いていらっしゃるところです。

食べれば添加物が利き分けられるまでの、添加物のプロフェッショナル。仕事に誇りを持ってがんばってこられた阿部さんが、ある日自分の開発した食品をわが子がおいしそうに食べるのを見て、「食べるな!」と叫んでしまった……。

そして、その翌日、会社を辞めたというのです。


栗東浪漫卵の中辻さんがおっしゃっていた「家族に食べさせるのと同じものを生産している」という言葉が、思い出されました。

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2006.03.23

安部司氏講演会「食品の裏側」

いつもランチを食べに行っている、オープンセサミさん主催の講演会です。

この前、紹介したベストセラー『食品の裏側』の著者、安部司氏による、添加物の実態のお話!

ご本人から直接聞けるなんて。すごいわ。しかも、添加物で何か作ったりするんですって~。おもしろそう!


第二回 OpenSesame オーガニックライフ講習会
安部司氏講演会「食品の裏側」
[日]6/11(日)14:00~16:30(予定)
[場]ピアザ淡海(大津市)
[¥]800
[問]077-521-0084オーガニックデリ・オープンセサミ
※定員90名、要事前申込

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2006.03.16

『食品の裏側―みんな大好きな食品添加物』安部司

オープンセサミさんで売ってました。

中身を見ると、以前から知ってはいたものの、最近思い出したくなかった情報。それから、知らなかった情報、想像できるけど、ハッキリ知りたくなかった情報など。

全部読み通してないのに、もう、げんなり。

子どもには食べさせたくないと思いました。


この前実家で、オトンが味噌汁を作ってくれました。実家の黒豆味噌を使っているのですが、何ダシなのか訳がわかんない味でした。ダシに、煮干の粉と「ほんだし」を使っているとのこと。作ってもらっておいて言うのも何ですが、すごーく変な味。実際言ってしまいましたけど。

オカンとオトンは刺身の醤油に、アミノ酸調味料を振ってました。理解できん!


食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
安部司/著
東洋経済新報社/刊
1,470 円(税込)

今、アマゾンで見てみたら、売り上げ26位でした。えらく売れてるんですねえ。

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『のにっき』近藤薫美子

イタチの死骸といえば、連想する絵本があります。滋賀在住の作家、近藤先生の『のにっき』です。

イタチの母親が死んでしまって、それが腐敗し、ついに土に還り、新しい生命に生まれ変わるという過程を見つめた異色の絵本です。

近藤先生には、びぃめ~るスタッフとして取材をさせていただいたことがあり、また数年後に思いがけないご縁で再会。


その緻密な観察と絵には感心するばかりです。先生は本当にタヌキの死骸を見続けたのだと伺いました。


先生にお会いできたことと、イタチとで、特に思い入れのある絵本です。


のにっき<野日記>
近藤薫美子/作
アリス館/刊 
1500円

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2006.03.10

『コンビニ弁当 16万キロの旅』

オープンセサミ文庫にて。

イラスト満載で子ども向けに書かれているのかもしれませんが、内容は大人も十分読み応えあり。

コンビニで売られている幕の内弁当を例にとり、この食べ物をここまで持ってくるのにどれくらいの距離があるか計算しています。16万キロの旅、という題名はここから来ています。ほかにフードマイレージ、バーチャル・ウォーター、など具体的数値にする。

だからって声高に「コンビニは悪だ」なんて叫ぶ本ではないのです。見えない部分を探る、探検隊の報告のような体裁です。

お腹がすいたとき、目の前にすぐ食べられる温かいお弁当がある。それを買って食べるだけ……。


そんな気持ちを持っている私に気がつきました。でも、実際、便利な生活をさせてもらう為に、見えないところに支えるシステムがあり、地球の裏側にまで影響が及んでいます。利用しながら知ろうとしていないだけです。


何もかも、知ることから、知って意識することから始まる。そんな基本的なことを再確認させてくれる本です。

コンビニ弁当 16万キロの旅
千葉保・高橋 由為子/著
太郎次郎社/刊


マック次郎さんのことも連想しました。マック次郎さんの野菜を買えば、フードマイレージは? なんて。

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『カスハガ』みうらじゅん

そうそう、佐多岬では、もうひとつ。

鹿児島で買った絵葉書セットの中の佐多岬のものがみうらじゅんさんの『カスハガ』に採用されたのです。

「モーニング」誌に連載されていたとき、みうらじゅんさんデザインの牛の貯金箱をもらいました。

『カスハガ』が単行本になっても、そのまま掲載されました。


牛の貯金箱ですか? 数年後割っちゃいました~(涙)。

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2006.03.08

『クロテンのふしぎ』富士元寿彦

この写真集の大きなものはずいぶん前に図書館で見ていましたが、そのポケット版のようです。

エゾクロテンの冬の見事な写真集です。

forest angel『クロテンのふしぎ』富士元寿彦/写真
青菁社/刊
780円+税

抱っこした~い。

でも本当に抱っこしたら首筋噛み切られそうです。テンも、めちゃめちゃ可愛い顔して、ババンバン♪ ですからね~。

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『もやしもん』

前から気になっていたコミックス『もやしもん』1-2巻買いました~!

第一回は農大物語だったのに、二回目から現在のタイトルに。

菌が目に見えるという主人公は、麹屋の息子(孫)、普通の同級生は酒屋の息子(孫)。


農大の変な教授につかまって、菌が見えるという才能を何かに使われようとしています。

変な先輩が登場し、変な事件が次々に起こって、おもしろ~い! 発酵食(酒を含む)大好きな人におすすめです。

「ヒオチ」が悪者(当たり前か)として登場したり、O-157が出てきたりします。もちろんサッカロミセス属もね♪


▼『もやしもん』石川雅之
イブニングKC
533円(税別)

研究職の若い女性が、ボンデージ系にハイヒールってありえへん設定は、お約束ですな。
農大って本当にこんなとこなんでしょうか。

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2006.02.21

『地図で訪ねる歴史の舞台─日本』帝国書院

昔、書店で見て、即座に買ってしまいました。なぜか、小学生の頃から地図を見るのは好きです。大学受験は世界史・地理の組み合わせ。

この本は日本地図に、その地域それぞれの歴史を重ねたもの。

古戦場での戦いのようす(布陣、経過などのイラスト解説)とか、古墳、中世の海岸線など、いろいろな情報が入れてあります。琵琶湖の地図は、陸運・水運両方の物流の経路が入っています。


これを持って現地に出かけると、一番よいのでしょうが、見てるだけでも時間を忘れてしまいますね。


『地図で訪ねる歴史の舞台─日本』最新版
発行/帝国書院
平成11年5月 初版第3刷


おおっ、今検索してみると、2005年に最新版が出ていました。しかも市町村合併情報の入ったもの!

地図も生き物やなあ……しみじみ。

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2006.02.16

『わたしはあなたのこんなところが好き。』堀川波

これ、こっぱずかしくて、誰にもプレゼントできない本。2003年13刷、売れてるみたいです。

……遠い目。


わたしはあなたのこんなところが好き。
著/堀川波
刊/ポプラ社
924円

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2006.02.14

『純米酒を極める』上原浩

上原先生の本は『いざ、純米酒』を以前買って、一回読んだことはありますが、内容を理解したかというと、うーむ……、って感じでした。酒業界関係向けのように思えたのです。


新書のほうが一般向けだよ、と聞いて読んでみました。

上原先生の筆は熱を持ち、純米酒だけが日本酒だと断言されています。アルコール添加された酒のどこがよくないのか、ということがわかりやすく解説されていて、先生の説が納得できました。

純米酒とアルコール添加酒の違いは「完全発酵させるか否か」という点であるのだそうです。私はそういう意味で考えてみたことは無かったんです。

あと、生モトと山廃モトの違いなども説明されていました。

「図表 生モトにおける微生物の遷移モデル」(生モトの硝酸還元菌、乳酸菌、酵母などの繁殖の時間軸グラフ)、「図表 生モトづくりの大まかな工程」とその説明は、今上原酒造さんで山廃モトを追って見ているため、とてもよくわかりました。ってか、わかったような気になった、と言うべきか。

知っている銘柄、居酒屋・酒屋さんの名前が出てきて、にやっとしてしまいました。そして、「どういうわけか私の教えを受けた人は、私以上に口が悪くなり」という一文には笑ってしまいました。


もう一回、読み直してみようと思います。


純米酒を極める』光文社新書
著/上原浩
刊/光文社

中に酒造作業や酒と肴などのカラー写真も挿入されています。

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2006.02.13

『とっとり酒蔵散歩』

1998年7月初版1刷、同年9月初版2刷! すごい売れ行きですね。県内ベストセラーになったんだそうです。

フルカラー208ページ、きれい。鳥取県内全29の蔵を網羅。

帯には『夏子の酒』の尾瀬あきら先生の推薦文、中には上原浩先生のインタビュー、と豪華です。

そして、燗等ちゃう、巻頭エッセイは監修者による執筆。アツいです。

もっと早くこの本と出会っていたら、帰省のたびに楽しめたのに、残念です。昨日、アマゾンで到着したところです。発酵、ちゃう発行から既に8年、かなり掲載内容とは違ってしまった蔵もあることでしょうね。


とっとり酒蔵散歩─旨し酒 醸す国を訪ねて
監修/山枡俊二
刊/米子今井書店 
2,100円

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2006.01.27

『震災時帰宅支援マップ 京阪神版』

これ、東京版がベストセラーと聞いて興味があったので買いました。京都までしか載ってないけど。

実際、普通に歩いても大阪では北も南もよく分からない私。

これを持って大阪に飲みに行くといいのだろうか……。歩いて帰るとしたら2日以上かかりそうです。


震災時帰宅支援マップ 京阪神版』昭文社

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2006.01.17

『ふなずしの謎』滋賀の食事文化研究会編

浜大津こだわり朝市で、ふなずしを研究されているSさんに声をかけられました。「本は売れてる?」

「ぼちぼちです」と答えると、

「『ふなずしの謎』は7刷いってるよ」と驚きの数を教えていただきました。す、すごい。初版第一刷が1995年ですから10年以上のロングセラーというわけです。私が持ってるのも、7刷でした~。

改訂版も作成中だとか。 恐るべし! 滋賀県発酵文化の底力。


『ふなずしの謎』
淡海文庫5
滋賀の食事文化研究会/編、サンライズ出版/刊

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2005.12.27

『時代考証 日本合戦図典』笹間良彦

この本、とにかく絵巻物からのイラストが多く、見てるだけで楽しめる本なのです。

鎧着用順、出陣の三献の儀式、果ては首実験の作法。

私がこの本を買ったのは、旗指物のページがおもしろかったからです。旗指物とは、合戦において敵味方を区別したり、武士のアピールのために使われた印のことです。

のぼり旗だったり、ホロだったり。すごいのは大久保七郎右衛門の金のアゲハチョウ。まるで宝塚のスターみたいに背中で羽ばたいてますよ。酒林もあったみたいです。杉の葉を束ねた、アレです。今の時期、酒蔵につるされる、酒林を背中に高く掲げて出陣した武士がいたんですね!酒林の色によって「新酒できました」「熟成中」とか意味があったのかな~。


しかし巨大な位牌の旗指物を背負った矢部虎之進、重さのため馬が合戦の本番で出遅れ、それを恥じて断食し亡くなったとか……。確かに目立つよ、でもなんでそんな21世紀に私にまでツッコミされるようなことすんねん、やべっち!

武士って命がけのアーティスト。

『時代考証 日本合戦図典』
笹間 良彦/著、雄山閣出版/刊
3,675円(税込)

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2005.12.26

『心を探る色彩マップ』松村 潔

『ムーン・ダイアリー』といっしょに購入。

9つの枠のどこにどの色を塗るかで、今の自分の状態を知る、というもの。


最初に塗るのは真ん中の枠。ここは自分の基本の色だそうです。私は、今は○色を選びました。でも少し前までは△色だったのです。それで、両方の色の説明を読みました。△色の説明を読むと、自覚していなかった当時の自分の状態が納得できました。

自分の色、どんどん変わってゆくものなんですね。あんなに好きで、きれいに感じていた△色だというのに、今は何にしても選ばなくなっています。

分かりきったところで間違って、「どうしようもないヤツ」と自己嫌悪に陥ることが多かった私。でもいつしか「こんな自分でもなんとかつきあっていかないとな~」と思うようになりました。色で自分の状態を理解して、意識して動くのも、ひとつの方法かもしれませんね。


○色、△色は何色かって?
いや、これ知られると自分の状態バレバレですやん、秘密にしときます。

『心を探る色彩マップ』
松村 潔/著、飯塚書店/刊
1,680円 (税込)

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2005.12.25

『MOON DIARY ’06』

来年の手帳は、ムーン・ダイアリーに変えてしまおうと思いました。

今まで数